2009年07月02日

闇に寄す

夜の世界が
直角に
曲がっている

あなたに
電話を
することさえ
できない

<口惜しい>
なんて
思う
シュ



僕は
取り残されていく

雲は
滲んだ
群青色だ

雨が
降ろうと
槍が
刺そうと
ソンナ
問題でもない

僕は
取り残されていく


【リンの一言】
 昨日の晩、ランドマークホールで映画を観てました。
 おくらばせながら、<おくりびと>アカデミー賞・滝田監督作品です。入場料千円。
 もう、TUTAYAでもレンタルできるのに…
 行列並んで二時間十分鑑賞しました。
 
 これは、僕にとってのY150か???
posted by リンちゃん at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月01日

安息日に〜21世紀初頭バージョン〜 2009年6月22日未明に死んだ盟友へ

             亡き 音楽教育家 星野先生へ

T 友へ

君の影を追って
きょうの雨を
悲しく思う余裕などないが

きょうの月も
切ない夢の幕切れなど
告げない
翳む 君の影

もう僕は
凍ってしまいそうだ

号泣――
それでよいのだ

三途の淵を 渡っていく
ソンナ人と話したいのなら
毎日のように 月を見るべきだ

それが 漆黒の空だとしても


U 心へ

生命を 絶ちたい
僕は 思う

酒を飲み、
ジャズプレイヤーのエチュードを
もう
何十時間
この空間で聞いているのか?

人に問う
アナタノ死は
架空のできごとだよね!?

気を煩わして 御免なさい
清よ
星野清よ
安らかに眠れよ

僻事の三嘆たる世の中へ
それ見ろ
ボクには もうすでに 足枷!

時が涙を流すころ
生きることと
アナタの死との対峙が
僕には
まだ
未完成のまま
宿題のまま
残されてしまった

御免
星野さん

きっと そうだ
僕の安息日
見えない影が翳むころ

僕も
心も
透きとおる
天空へ
向かう道に
いるのだ

【リンの一言】
 星野清氏は、僕と三十年の付き合いでした。職場の同僚でした。無念です。
 死に化粧を、川崎なんぶ斎場で、6月26日・通夜の晩、教え子たちと一緒に見ました。口が開いていました。僕に、何かを語りたかったみたいです。
「リンは、どこまで行っても馬鹿者だ!」と言っているみたかったです。
享年55歳。一度も、ヨーロッパに行くことなく身罷りました。無念です。
                                     合掌
posted by リンちゃん at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月12日

シウマイ 〜3.29【神奈川新聞】ヴァージョン


シウマイは 匂いがいい
懐かしい里の匂いだ
シウマイは 硬さがいい
懐かしいゴムの硬さだ
それとあの噛み切った感覚が
絶妙だ
お里は何処?
なんて言われると
ちょっと 照れて
濱さぁ…

あの醤油と絡み合う
練り芥子と溶け合う
タイミングを
ツカミキル時

ボクが生まれた
横浜元町の景色が一瞬
浮かぶんだ

だが、消えるんだ

すぐに
すぐにね…



【林・文博<リン・ウェンボー>の一言】

神奈川新聞に掲載された例の詩(決定稿)をアップしました。楽しんでいただければ幸いでチュ。

今、みなとみらいギャラリークイーンズイースト内)では、西区詩情展の真っ最中。初日に小生の自作詩を朗読居たしました。

なんとか、命からがら職場に向かっております。
posted by リンちゃん at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

遠慮

八百(ヤオロズ)の神に  
誓いを 立てた日
昭和は 遠く なりにけり
僕は
人生
詩 で
切り開く宣言をする

詩を生業とさせていただく
でも
アジアの民は 涙
ノリが好くっても
素直な調子に
立ちはだかるのは
遠慮ダ!

情の深さかも!
大和民族の

それとも
金融シティーの
誠実なルールに基づいた
轢き?

僕は
途方にくれる

日本語でしか
生きれない
僕は
天を仰ぐべか

仲秋の名月
かなしく 輝く
マンマルの閃光

新嘉坡(しんがぽーる)
マーライオンの
水飛沫は
かなしく
僕を包んだ

慙愧の記憶
懺悔の頸

僕の血
遠慮

ながら
流し
つづケル

血は中国
生きるは


だったら
二年後のカジノ
ひと儲けを
企むか?


【リンちゃんの一言】
 詩誌<じゅ・げ・む>20号所収(2008年12月30日発行)の一篇です。シンガポール去年の夏にいましたが、自分の居場所を確認した僕が、なにを叫ぶか…それが大問題でした。血の確認(あくまで漢民族)と言葉の獲得(あくまで日本語)とアジアの歴史的事象の確認と…。そのザワメキの中で、曖昧な昭和がみえてきたり…。
 そんな気持ちが、日本にずぅーっといる自分の位置なのか、と思い至るのです。
posted by リンちゃん at 03:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

アイ ノ ウタ


ぼくは、夢を追うクールなダンディーボーイ
いつまでも、若く、疲れを知らない男だ

歩いて行く道は、一本のまっすぐな道だ
鬱蒼とした森 こざかしい新緑の森のなか
ただ ただ まっすぐ道があるのだ

未来を切り開くのは、
ぼくの心のおくにある優雅な愛情
アルイハ
愛情という名の厄介な機械

言葉がもつれて伝わらないとき、
オアシスの泉に、君をいざなって行こう

ぼくは、夢を追うクールなダンディーボーイ
いつまでも、若く、疲れを知らない男だ


黄昏を知らない君に
とっぷりと暮れかかった夕空を見せてあげよう


posted by リンちゃん at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

幻つくり      

掬いあげては
自分の笊に
流し込む
打ち捨てられた言霊たち

卑屈な夢をみる時間は
きっと
自由のありかを
探しあぐねている心地

奇妙な孤独が
体内を清浄なる幻が
かけめぐる

打ち捨てられた言霊たちを
掬いあげては
自分の笊に
流し込む

今日の終わりを
こんなに
悲しむ

世界の終末を
こんなに
喜ぶ

自分の喉

通り抜けるは 美酒



【リンちゃんの一言】
 小沢さんが民主党代表を。と要請したのは、四国保険金未納問題で頭丸坊主にして巡礼(48ヵ所巡り)にでた菅ナオト氏と記憶する。
 今、(昨日)鳩山さんに以降して、民主党のポリシー、はたして守られたのかしら?

 所詮、幻つくりかも?

 美酒に酔ってるのは、案外、オカダ陣営だったりして!
posted by リンちゃん at 01:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月13日

酔いどれ(U)

酔いどれ 未満
あなたの肉体に
不服はない

あなたの容姿は
淡麗です

酔いどれ未満の
あなた

酔いどれ未満の
あたし

のんびり
愛を


永久(とこしえ)に
ベッド
語りましょう

もう
飲んじゃやーよ
でも
もうちょっと
語りたい

電気
消灯

酔いどれ 未満
あなたの肉体に
不服はない
posted by リンちゃん at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月12日

酔いどれ(T)

酔いどれる 一歩
手前で
覚醒す

僕の 今が
あなたの 心に
一瞬だけ
つながれば

酔いどれることの
酔いどれるわけを
なにも
告げずに

むかしに
もどれるかも しれない

あなたの 声に
やっぱり
ふるえる
僕の こころ

せつない 心

酔いどれる 一歩
手前で
覚醒す
posted by リンちゃん at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月07日

慙愧する 私のリアル

         
私がそこにいる 
ひからびた私が

何か
人生の
暗闇を
縫うように走る
私がそこにいる

だれもが
走ってる
まっすぐ
自分のレースだけ

私がそこにいる
ことなんか
無視できる

だれもが
走ってる
まっすぐ
自分のレースだけ
やっている

ぎりぎりに
強い私
向き合う私
そこにいる私を
取り込んでいる私

でも
他者が走っている
雰囲気しか
実は、わかっていない私


【リンチャンの一言】
 大型連休が、儚く終わります。僕は、家族旅行箱根に行ってきました。息子と小湧園で遊んだり、強羅公園の噴水見たり…。でも、箱根の宿で、新聞を開いたら、忌野清志郎の訃報が、載っていて切ない思いが身に応えました。
 今日から、職場復帰。はたして、うまく行くか???
posted by リンちゃん at 03:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月05日

貝殻を 一欠片 

      
なにが僕に言わすのか
貝殻を 一欠片
くださいと
瞬間に
海に
帰るのは
人間

なにが僕に言わすのか
貝殻を 一欠片
くださいと
ガツガツ
人の世を
動かすのは
既得損益

だれが僕に言わすのか
貝殻を 一欠片
くださいと
儚い と
納得するには
まだ
十年早いぜぃ

ロッカーが死んだ
ロッカーが癌で
死んだ

愛し合ってるかい!
なんていう
アナタのステージ上の言霊

だから
貝殻を 一欠片
僕にも、ください
わかってるから
蝉啼く声で
僕にも、僕にも
イェィ〜!

言わせてくれ

清志郎よ
posted by リンちゃん at 02:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする