いいじゃないのさぁ〜
<かつて、林家三平が、けっして笑わないアコーディオン弾きをそばに置き、歌った大受けのギャグだ> (あれは昭和40年代)
♪ヨシコさん〜♪
こっち向いて (フェルマータ)
いいじゃないのさぁ〜
二〇〇九年の現在
笑えないギャグ
良子さんが逝ってしまった
♪いいじゃないのさぁ〜♪
と、
歌えない
悲しい
夏
梅雨も
完全に
明けてないのに
僕に
とっては
晩夏…
♪ヨシコさん〜♪
こっち向いて
いいじゃないのさぁ〜
太平山 良子 六六歳
七月九日に 死す
開港百五十年の
横浜
わが通いなれたる
長者町 長者橋を渡り
大岡川の風を
浴びたら
そこは
仲間たちが
集った
わがモンマルトル・カフェ
≪太平山≫
もう
山に
登れず
合掌
【リンの一言】
≪太平山≫は、福寿キクオ氏と横浜平和映画祭第1回の時分から通いなれたる、僕のいわばホームだった。
去年の秋、詩集『デッド・スペース』を作っている最中には、足しげく通っていた。なにしろ、印刷所とお店の距離が、歩いて3分だった。
良子さんは、去年12月23日のボクの出版記念会で、僕のテーブルに座って、そのエピソードを語ってくれた。有難かった。
よしこさん、コッチむいて〜!と、僕は断末魔の叫びで、走馬灯のように、わがモンマルトル・カフェ≪太平山≫ を懐かしむしかないのだ。悲しいです。
そして、ありがとう。良子さん、安らかに眠れ。
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