僕は、先日(10月14日)に天命を迎えた。その前後に、心の中に去来したのが、【人間不信】【人間嫌い】という言葉だったのである。これは、自分の周囲を見渡しても、世の中の状況を考えても、思いつく言葉だったりするのだ。あまりにも悲しいが…
そう言えば、フォーク・クルセーダースの曲に<悲しくてやりきれない>というタイトルの曲があったなぁ〜。たしか、詩は、サトウ・ハチローだったような気がするが…
加藤和彦氏より一回り若いボクは、サディステック・ミカバンドの試みや、あまりにも前衛的な<優しさ>に翻弄された。♪イムジン河♪で彼らが創造したことは、現・鳩山内閣の構想<東アジア共同体>に通じていたのではないか…とふと思う。
いかに、この国は疾風怒涛の風穴をあけるのに時間のかかる国だろう。テレビの報道によると『もう、音楽の分野でやるべきことがなくなった』との内容の遺書を友人にあてた、という。
たしかに彼の人生は、思わぬ方向に転げて行って、自ら着地点を探すより方法のないものだったかもしれないなぁ〜。それは、龍谷大学在学中に、フォーク・クルセーダースの活動を促されて、最後まで難色を示したという彼の脆弱性(本当の意味でのやさしさ)の部分に、ひょっとして起因するのかもしれない。
だが、アノ<酔っ払い>のように天国から帰ってきてほしいよなぁ。
事実が、曲がることはないのだろう。
どこかの大臣が、ダム中止と言っても、それはヒトの死の事実ほど絶対性をもたない。(まったくトンデモナイ比喩だ、こまったこまった)
「♪命かけてと誓った日から 素敵な思い出 つくってきたのに♪」
あぁ、まったくぅ…。
<あの素晴らしい愛をもう一度>を涙を拭いて熱唱しようか!
彼の脆弱性を考えつつ、彼の大きな音楽世界を回顧することを始めようか。だって、本当に、傷つきやすい人間を代表してフォーク&ロックの分野で戦い抜いた人だったと思うから…。
加藤和彦氏の、遥かなる優しさに合掌。
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